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皆様はトレーニングをしているときにふと、力の発揮に頭打ちを感じたことはありませんか?
「やれなくはない重さだけど、手が保たない…」
私はよく上記のように思いながら、自分にとって扱える限界の重量でトレーニングしていました。
その中で、ジム内で常連のトレーニーがトレーニングギアをつけて種目を行なっている時に、「私も”あれ”を着けたらもっと挙上重量上がるかな」と思いました。

影響されていざ着用してみるとトレーニングの幅が大きく広がり、とても楽しく感じるようになったので、今回はトレーニングギアあり派になった私から有用性とラインナップをご紹介します。

・パワーグリップ
初めて使ったトレーニングギアになりますが、一気にプル系種目が強くなりました。
今までは懸垂は10回×3セット行えば、ラットプル等の他の種目が行えなくなるくらい腕が使い物にならなかったのですが、パワーグリップを使うと他のメニューをこなせるだけでなく、トレーニングギア着用によって生まれた余裕を生かして背中の収縮を更に意識して行うことができました。
指の長さが使いやすさを左右しますので、比較的に女性が使いこなすまでに時間を要しているイメージです。
購入の際はパワーグリップのベロの長さも考慮しながら選べると良いでしょう。

・マウスピース
こちらはコンタクトスポーツ(ラグビー、アメフトetc)を行なっている方が着用しているイメージが強いですが、トレーニングにおいても活躍する場面が沢山あります。
私は歯並びが良くないので噛み合わせがずれています。
そのため強く噛み締めると奥歯が偏って削れるので、トレーニング中は様々な工夫を凝らして歯がかみ合わないようにしながらトレーニングしていました。
それがマウスピースを着けるだけで、無駄だった工夫をすることなくシンプルに踏ん張れるようになりました。
トレーニングだけでなく力を入れる動作等で歯を噛み締めた方が、力は更に発揮されるようになりますので、その点でもトレーニングの上達に大きく貢献してくれています。
私の物は歯医者で成型して作って頂きましたが、スポーツ量販店でもマウスピースのキットが販売されていますので、同じ悩みをお持ちの方は是非お試しください。

・グローブ
プッシュ系トレーニングで用いる事が多いです。
私はスポーツメーカーの物ではなく、現場仕事等で使用する手袋を用いてトレーニングしています。
これは過去にベンチプレスをする際のラックアウト時にシャフトがブレて落ちてきそうになったという、とても危険な経験をしてから着用するようになりました。
まずトレーニングをしていて体温が上がっているのに手汗をかかないわけがないので、誰しも手汗による滑りをを握力で抑え込んでいるはずです。
グローブのグリップによりしっかりとホールドされるので、安心してプッシュ系種目を行えるようになりました。
こちらはパワーグリップと同じで、余裕が生まれた結果、更にトレーニングの質が向上しました。

ジムは昔から除菌に意識を向けていて、使用した後のシートやハンドルはアルコール消毒をするように案内しているジムが殆どです。
グローブがあれば前の人が使った後という後ろめたさが少しは軽減されるでしょうし、除菌の手間も少しは省けるかもしれません。

いかがでしたでしょうか。
トレーニングギアはここに収まらず沢山のラインナップがあり、今もなお新しいトレーニングギアが増えています。
皆様も安心安全にトレーニングを行うために是非いかがでしょうか。